天使のメッセージ・2 

…誰の中にも導く魂がある。いつでも誰かを導いている…

「願いがかなう祈り方」(2004.5.24)
レイキのアチューンメントでの、(個人では)初めての天使とのチャネリング対話です。本にまとめたものを再編集しています。(ブログ記事「願いがかなう祈り方」「引き寄せの科学」以前のものです)
A:が天使で、R:が私のことばです。時々(かっこ)で、補足してあります。あまりに個人的なことは、省きました。
 スピリチュアル情報としては、「ザ・シークレット」などの引き寄せの法則や、「神との対話」「聖なる予言」シリーズ等を前提に、必要な所だけ参考にしていただければ幸いです。

【はじめに】
 これは、私が初めて自分の守護天使と直接対話した時のお話です。
後に創造主と呼べる「神様(=宇宙の中心=重心)」と対話することになるのですが、この頃はまだ直接の対話はできなくて、守護天使に仲介してもらっていました。
 最初に守護天使に会ったのは、大阪の奥山医院で「前世催眠」を受けた時でした。マンガの題材としても、人生経験としても面白そうだと思い、取材をかねて予約をしたのが始まりです(その時の詳細は「天使のメッセージ0」で)。
奥山先生の優れた「催眠誘導」のおかげで、準備のできていなかった私でも、守護天使と対話することが出来たのでした。
 その後、すっかり“普通の暮し”をしていた私が、なぜか実践的なカウンセリングを習い、アトピー性皮膚炎のステロイド離脱に成功し、レイキを受けて、守護天使→神様とつながってしまったのですから、自分自身が一番驚いていま(笑)。
 そこには「神との対話」や「聖なる予言」といった素晴らしい本との出会い、それをもたらしてくれた友人との出会いもありました。全てが愛と感謝のできごとです。
自分が無限の宇宙と“つながって行った”プロセスを伝えることで、もっとたくさんの人が「神(高次元)と対話」できるようになればと思い、先駆けとしてまず、この「願いが叶う祈り方」の情報をサイトの記事にし、その後は本を創りました。
さらに詳しい記事は、FC2ブログに載せております。(後々は、まとめ直して電子書籍などにしたいと思っています)

〜愛と感謝と祝福をこめて〜 スピリチュアルカウンセラー&漫画家:リエル

--それは、平成16年の5月、[カラーエンジェルス]の田邊先生からレイキのアチューンメントを受けていた時だった。このサロンには、さまざまな天使の絵や彫刻が飾られている。 
「レイキを受けている間、自然体でいよう」と思って、目を閉じていたら、ふと、その部屋の天使のモチーフが思い浮かんだ。
それで、以前大阪で受けた前世催眠療法の時に出会った、自分の「守護天使」のことを思い出した。
 「あの時、最後に天使が天界から覗き込んでいた雲の間から、私もなにか見ることができないかな…」と思っていると、田邊先生がいる位置とはあきらかに違う所に、フッと何かの“気配”を感じた。天使が現れたのだった。
この前(前世催眠で)始めて見た時は、怖くて叱られる気がして、顔も見れなかったけど…と思っていたら、メッセージらしきものが聞こえて、天使が返事をしてくれているのが解った。
 すごく嬉しかったけど急に心配になって、すぐに消えてしまうかな?と聞いたら「それはあなたが選ぶことだ」と言われた。それで「もっと話を続けたい」と言うと、天使が私の左側にやって来た。
そこで…何故か私は、その天使に次々と質問をし始めたのだった。
※ちなみに、本文中の天使のセリフが紋切り型なのは、私のチャネリング力がまだ未熟で、メッセージを必死で聞き取ろうとして余裕がなかったせいです(笑)。天使の波動はもっと優しい感じでした。
R:「天使の見ている世界を見てみたいんですけど。天使が私達をどう見ているのかを」
 すると四角い窓が出て来て、そこから下を見ると暗闇に光がたくさん見えた。↑上のカット参照
小さい光と、少しはっきりした光りが無数にあって、まるで夜空の星のようにも見える。
天使A:「これは魂の輝きです。人間の魂の輝きが強い光りになっている時は、こちらに手を伸ばしている状態」
 天に向かって心を向けている魂は、強く光っているので、天使はその光に手をさしのべる(エネルギーを送る)のだと言う。サポートをするのだと言われた。
天を向いていない魂は輝いていないので見えない(サポートしたくても見えないということ=でも見えないので、罰も当たらない)。
A:「それでも、魂はみんな等しく気高い
 その時、わたしは急に不安になったので、
R:「今、不安を感じています」と言った。
A:「どんな不安か?」と聞かれ、私は不安を感じやすい性格なのだと説明した。思考が先行するタイプなので、心配性な性質がある(疑い深い)とオーラソーマで言われていたのだ。
すると、天使が隣で手を出して
A:「不安はここに出しなさい」と言ったので、私はイメージの中で、不安をうす紫色のエネルギーにして手渡した。すると、天使の手の中で、その不安が霧のように消えていく。素粒子に戻していたようだ。
 天使は、次々と浮かぶ私の不安をそのつど手を出して、
A:「ここに渡しなさい(ゆだねろということ)」と言って受けとって、消してくれた。するとどんどん心が軽くなってきて、対話がはずみだした。私は次々と浮かぶ悩みごとを、言葉にして質問していった。
 天使はA:「質問の答えはその中にある」と言った。
A:「その質問には、すでに答えが含まれている」
 そう言われたとき、少し前に観た映画「Aiki」で、↑その説明があったのを思い出す。(「正しい問いには、答えが含まれている。答えが出ないのは、問いの立て方が違っているからだ」というセリフ)
R:「私は、恐れていることがあるんです」
A:「なぜ恐れるのか?」
R:「勇気がないからだと思います」
A:「勇気が必要なのか?」そのとたん、“勇気をくださって、ありがとうございます”という祈りの言葉が浮かんだ。
 そして以前、なぜその天使が私の前に現れたのか、私を守ってくれるのかと聞いた時、
 「身体が近いから(波動が近いから)」と言っていたのを思い出した。さっきも「魂は平等だ」というので、…魂といえば、光の存在の天使も魂の一種なのでは?…という考えが浮かび、
R:「あなたと私は対等なのですか?」と聞くと
A:「そうだ」との答え。
 そのとき、なぜか自分の中で次の質問が浮かんだのだ…
R:「では、私があなたに命令することもできるのですか?」
A:「あなたがた人間は、いつも私達に命令しているよ」
R:「えっ…」
 それは“祈り”のことを言っていた。祈りの言葉は、サポートする側にとっては命令なのだ。それ程のエネルギーだとは知らずに、ちょっと驚いた。
R:「私は、マンガで描きたいものが表現できるでしょうか?」と仕事の不安を言葉にすると、
A:「あなたが選んでいるのですよ。 不安は、私に預けなさい」と言われ、
 迷っていることを言葉にすると、そのつど「選びなさい」と言われた。そして天使は、
A:「命令しなさい(祈りなさい)」と言うのだった。
 それは、アファメーションのことだった。後で田邊先生から、レイキではアファメーションの言葉は、「感謝先取りの肯定的な完了形」でとなえると言われたので、そのことだと解った。
 (それにしても、面白いのは、田邊先生が説明する前に天使がメッセージをくれて、あとで答え合わせのようになっていること。チャネリングセッションでは、そういうことがしばしば起こる)
A:「悩みを持っていることを、否定しないように。 もし否定してしまっても、そんな自分を責めなくてもいい」
 なぜなら天使(=高次元=神様=宇宙)は、どんな姿でいても私達を責めないから。いつも何も責めないから。

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 アトピーによってマヒさせていた、体感覚についての質問では、
R:「病気を治したいけれど…そのために私はきっと、今まで感じないようにしてきたことをやめるでしょう。そうしたら、感覚が戻ったら、一斉に全身で痛みを感じるかもしれないので、それが怖いのです」
A:「選びなさい。そして、命令しなさい」
 その言葉を聞いて、とにかくオーダーをしてみる。
R:「私は本当の感覚を取り戻す。もし痛みを感じたとしても一部分ずつ順番に(耐えられる範囲で)になって感じる〈ここまでが選択〉
 「そのようにして下さってありがとうございます。〈ここまでで命令=祈り〉
 そして、これは後に「全く痛みなく、(自然に)感覚を取り戻せました。ありがとうございます」という祈りに変わった。
 どうやら、オーダーの仕方を教えてくれるらしい。それが「引き寄せ」であることは、ずっと後になって知った。
調子にのって、次々と質問をしてみる。
R:「私にはあまり良くないクセ、悪いと判っていてもなかなか直せない行動(例えば、人によって爪を噛むとかタバコやお酒のような感じの)があるので、とても後ろめたいのですが」
A:「(理想を)選びなさい。それが必要なくなったら、どんどん減っていくでしょう。 でも今それがあることを、否定的に扱うことはありません。
「だれでもそういう時期があるのだから。みんなそういう所を通っていくのだから」
「あなたが通り過ぎた後、今その道を通っている人を見て、責めますか?成長した後、今成長している人を責めるでしょうか?」
R:「責めないと思います。自分もこうなった(成長した)。だからあなたも、きっとこうなる(成長する)と思うでしょうから。」天使がうなづく。
R:「あなたも、私を責めていないということですね」
A:「もちろん。私達は誰も責めたりしない」
R:「責められると思うのは、自分(こちら側)の心の持ち方なんですね」
A:「そう」
 わたし達は、親や周りに言われたとか、決まりだからとか、自分の理想に反するとかで後ろめたさを持っている。それによって、セルフイメージ(自己肯定感)を下げたりしている。
でも魂の世界(宇宙)では、こちらを「無限の可能性の存在」としか見ていないので、どうしろこうしろとは言わない。ただ、やりたいことを願うと「光り輝く魂のチャレンジ」として、サポートして(叶えて)くれるのだ。
 その後、当時、自分が癖だと思っていた習慣も消えてしまった。

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 初めに見た“魂の光”のことを説明すると、魂の輝きには大・小の差があったが、それは「エネルギーの状態」であり「器の大きさ」を表わしているにすぎない。「魂は、等しく気高い」ので、それが基本だという。
天に向かって心を開いている時、魂が強く輝いて見える。不安になったり天に背を向けている時は、輝きが小さいので、エネルギ−も小さい。
 見てわかるとおり、魂の輝きでしか見えないということは、老若男女・国籍も容姿も関係ない、ということ。高次元には、人種も年齢も性別も無関係ということだ。それが、一目で解ると思う。
 私達が、神や天・宇宙・良いことに向かっている時、そして強い願いを持っている時、やりたいことを楽しんでいる時、自分らしくある時は、魂が強く大きく輝いて見えるので、天使からのサポートのエネルギーもそれに合せて大量に送られて来る(器が大きいので、大量に受け取れる)。
 心配している時・迷っている時は輝きが小さいので、サポートエネルギーも小さい。器が小さいから、大量のエネルギーは送れない(受け取れない)ということ。
悪態をついている時も、どんどん波動が下がるので、光は鈍く小さくなっていく。
 そして、天に背中を向けている時、つまり…よからぬことを考えたり、何かを責めたり、人を貶めようとしたりしている時は、魂は輝かないのだそうだ。輝かないから天から見えないので、サポートが来ない(高いエネルギーが来ない)のだという。
それで、滞ったり、進まなくなったり、うまかくいかない…ということになるのだと解った。
 ただ、天に向かって輝いていない時は、「こいつめ!」といってバチが当たることも無い。サポートが来ないので、エネルギーが下がって、滅びに向かったり、不都合が起こるだけのことなのだ。
高いエネルギ−はやって来ないから、自力で頑張るか、他者から吸い取ったり・奪ったりする状態だと言える。争いと破滅に向かう競争の世界…
 宇宙や高次元には「善・悪」という判断はないので、「引き寄せ」では、否定的なことを考えていると、それも現実化するためのエネルギ−がやって来て、否定的な世界を創ることになる。思考は起きている間だけでなく、眠っている間も潜在意識でオーダーし続けているので、その世界が日々創りだされている。
スピリチュアル的に言うと、自分がエナジーヴァンパイアになったり否定的価値観の人を引き寄せたりする、という感じだろうか。
 そういう意味では、何か宗教で言うように、「他人の仕打ちはさっさと許して、自分の幸せをオーダー」した方が、早いかもしれない(それができる人なら)。
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 また、命令が2種類以上あると“感情がこもってエネルギーの高いもの”がサポートされてしまう。良くも悪くも、いちばん強い願い(期待)が強く輝いているから。それは、強い意識と感情を持っているので。
「上手くいきました。ありがとうございます」と「でも上手くいかないかも知れない、心配だ」は、どちらかたくさん考えた方がかなうし、
「お金が欲しい(お金を下さい)」と「お金が来ました(お金を下さってありがとうございます)」の祈り(命令)では、「お金が欲しい私=貧乏」と「お金が来た私=豊か」が現実になる、とのこと。
 これは、セルフイメージ(自己評価)の低い状態の人には意外と難しいようだ。潜在意識で(無意識に)「自分には価値が無いから受け取れない」と思っていて、気づかずに「引き寄せ」を頑張ってしまうことがあるので。
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 祈りを「オーダー」と呼んだりする、そのイメージは--
ちょうどレストランに行って、注文を出すのと似ている。ポイントは[状態]を注文することだと言われた。
レストランで席に着いて、美味しそうな写真のメニューを見ながら…
「ピザを食べたがっている私」をオーダーするのか、「ピザを食べて喜んでいる私」をオーダーするのか、という違い。
「ピザをお願いします」は、神社で「神様、お願いします」という普通の祈り方。
叶う祈り方(オーダー)は、
ピザが来て、食べたら美味しくて、嬉しい♪幸せ☆ありがとう!というイメージ(感情)で注文すること。
神社なら「神様、叶えてくださってありがとうございます♪」という感じ。
 選んだ姿が実現していることをイメージして(それを確信して)、感謝する形が理想の祈り方だとわかった。
 これは他の人のことも、祈ることができる。「○○さんの本当の願いをかなえて下さって、ありがとうございます」とか。
 祈る内容は、全てサポートされる。つまり、今体験している世界(現実)は、過去の祈り(命令=オーダー)の結果を受け取っている、ということ。
なので、現実やサポートのエネルギ−が気に入らない時は、祈り方(命令の仕方)に問題があったのだと解る。
 まず「不安や希望を言葉にして、理想を選択し直して、命令=祈る」というのが、正しい祈り方。
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R:「このことをレイキの田邊先生に話すべきでしょうか」
A:「話したくなったら話しなさい。 話せるな…と感じたら、それは伝えるべきことだから」
R:「わかりました」私は、流れに任せることにした。
 他の、たくさんの願いや不安についても
A:「選びなさい。 宇宙のサポートは完璧です」と言われたので、ちょっと甘えて
R:「私がどんなに欲張ってもいいのですか? 全部命令しても?」と聞くと、
A:「あらゆるサポートが与えられています」とのこと。
 天使がそう言うと宇宙が見えて、周りにたくさんのエネルギーが形になろうとして待ち構えている映像を見せられた。 欲しい物の輪郭がイメージできると、そこに素粒子が集まっていた。
R:「これが全部、サポートするために存在しているんですね…!」
A:「そう」
 命令の度合い、信頼の度合、方向性の違いで、サポートの範囲が限定されている人が多いのだと気づく。
[天使(宇宙)のサポートは、完璧で無限]
後で神様に聞いたら、人間は最低108つ以上の「願望」を持って生まれて来ると言う。叶えると消えるので、「全部かなえて(消して)魂に戻っておいで」言うことだった。
 人数に関係なく、あらゆる人のあらゆる望みを全て叶えることができるから、祈り方=命令の仕方が特に大事だとわかった。
 サポートする宇宙のエネルギーは、完璧で無限。おぼろげな願いでさえも、形になって私の所へやってこようとして、待ちかまえていた。

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R:「それにしても…この対話はとても楽しいんですが、「神との対話」の本みたいで…もっと、自分らしいオリジナリティが欲しいというか…」
 私は、その時の自分の想像力の貧困さが情けなかった。
A:「神や天使、宇宙、潜在意識との対話というのは、基本的にこの形なのですよ」
R:「えっ、そうなんですか」
A:「それをどう質問するか・表現するかが、あなたがたのオリジナリティになっています」
 そう言われて考えてみると、確かに…私の天使は私が描かなければ、だれも表現してくれないわけで、それがオリジナリティだと理解した。
 「神との対話」という本を読まなければ、高次元と直接対話できると気づかなかっただろうけれど、その高次元にどんな質問をして、どういう解説を受け取るのかは、その人(質問者)の器であり、テーマであり、役割りだと思う。
 宇宙(高次元)からのメッセージは、基本的にインスピレーションでやって来る。それを「視覚」「聴覚」「体感覚」のどれか(または全て)を使って感じ、表現することになるのだった。
神(宇宙の中心のエネルギ−)とのつながりは、すべての人が持っているのだが、こだわりが強いとフィルタがかかって、メッセージ(エネルギ−)が受け取りにくくなってしまう。
その仕組みについては、FC2ブログに書いた。そして、そのフィルタのはずし方は、今のところAngeling講座の対面でお伝えしている。
 レイキ・アチューンメントのレベル2に入った時、背中の肩甲骨のあたりがもの凄く重くなったので先生に伝えると、
「言いたいことや、言わなければと思うことを言わずに遠慮していた人は、ここが滞りやすいと言われています」という返事だった。
 なるほどその通りで、それが続くと「喘息(ぜんそく)」という病気になる人が多いのだとわかった。
R:「(天使に)背中が痛いのですが、なんとかしてください」と言ってみる。
A:「今、開いてあげよう」
 すると、まるでロボットのように背中のふたが開いて、ギーガチャギーと音がしているビジョンが浮かんだ。
R:「(思わず)え〜っ、まるで機械のようですね!」
 またしても自分の想像力を情けなく思っていると…
A:「あなたは、自分の身体を機械のように扱ってきた」と言われる。
R:「ああ…納得。 この痛みは、このあとレイキで取れますか?」
A:「……」 
 天使が応えてくれない。実は、私の質問のしかたが悪くて、天使は答えられないでいたのだった(笑)。そしてその時点では、答の受け取り方もまだわかっていなかった。
 それで、引き寄せオーダーを思い出して、
R:「選べばいいのですか?」と聞くと、
A:「……(黙って頷く)」
 天使や高次元は怒らないのだということを思い出し、今日の対話のはじめのやりとりに習って、
R:「不安をお渡しします」
 というと、天使が右手を出して私の不安を受け取った。この痛みは、いずれ消せるだろうと思った。
 正解を言うと:背中の痛みはレイキではなく、対話で消えるものだった。
正確には「この痛みは、取り除くことができますか?」「それはレイキによってですか」「もっと詳しく教えて下さってありがとうございます。」とオーダーし続けることが必要だったのだ。
R:「私は、今まで言いたいことをけっこう我慢していました。それは、何か言って言葉でヒトを傷つけるのではないかと思っているからです」
 その当時まで、私の周囲に傷つきやすい人(セルフイメージの低い人)が何人かいて、その人達が逆上するとこちらを傷つけに来るので、そのことも含めて恐れを持っていた。
無邪気に自分を表現してしまい、反感を買ったという過去もあったが、相手の気分しだいで強く言い返されたりしたこともあって、もう何も言わないでおこう…という状態になっていた。
A:「相手を恐れている時、人は攻撃的な言葉を使うことになります。相手を信頼して、愛を乗せた言葉を使えば、傷つけることはないでしょう」
 エネルギ−を奪い合う状態だと、そのまま争いになる。恐れを発信して恐れ(攻撃)を受け取るのか、愛を発信して愛を受け取るのか、ということだった。
R:「わかりました。わたしはそれを選択します。そして命令します(=祈ります)」
A:「わたし達(天使)は、いつも人間の痛みを感じている。人間と共に苦しんでいる。」
 天使も神様も、いつも一緒にいてくれている、ということだった。
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 他にも、たとえば「楽をしたい」という考えはどうかというと、自分に合っている仕事は、他の人より楽なのだそうだ。
苦しいこと・祈っても動かないことは、何か方向性やタイミングが間違っているか、でなければ、自分の仕事ではなく誰か他の人の仕事だったりする。
オーダーとしては「楽したい」と言うより、「楽しく、スムーズに」の方をおすすめする。
  甘えや、怠けていることとどう区別するかというと、自信があるかどうか(不安が無いかどうか)がポイントで、自分の仕事なら(または、修行や訓練のためにしていることなら)目的がはっきりしているので不安が少ない。
 「楽が良い」という人のほとんどが、「今まで苦労して来たから、楽をしたい」という場合が多く、そのオーダーは叶う。ただ、若い人が「苦労をしたくないので、楽をしたい」という場合は、「楽」を知るために、先に「苦労」が引き寄せられていることが多い。
いろいろ観察していて、難しいことが好きな人には「難しく」、簡単にというオーダーには「簡単な」かたちでやってくる、ということも判った。
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R:「あなたは、未来の私とも話ができますか?」
A:「できる」
R:「私があなたになって、未来の自分と話したいのですが」
A:「……」
 天使はそうなるようになにか動いてくれているが、自分には聞こえなかった。
きっとそのうち必要な時に対話できるのだろう…とその時は思ったのだが、実は『未来の(高次元の)自分』がその天使だったのだ。つまり、彼(彼女?)は、未来の私(=天使)になって、天使(=未来の私)と話していた(自問自答)ことになる。
今となっては笑い話だが、これはスピリチュアルとして重要なポイントをあらわしている。
神様や高次元との対話、宇宙や潜在意識との対話は、基本的に「自問自答」だからだ。見える世界は、自分のエネルギ−を投影する鏡であり、過去・現在・未来と影や逆光もすべてが今存在している、という認識を思い出させてくれた。
 その後も対話は続いたが、帰宅してメモに残せた内容はこんな感じだった。
背中の痛みは消えていた。
 私は、宇宙の中心的エネルギーや高次元のエネルギーのことを「神様」と呼んだり、引き寄せオーダーで天使に祈る時に「〜してくださって、ありがとう」という表現を使ったりしていますが、これは、信仰とかいうより、自分をサポートしてくれているエネルギーに対し、謙虚な姿勢を保つための試みで、感謝の心をあらわしてます。
他者に対して、強制するものではありませんので、ご了承ください。
 神様や天使や高次元の存在(エネルギ−)は、こちらを「責める」ということがありません。「本当の神様は怒らない」と言ったりしますが(笑)、基本が「祝福」のエネルギ−です。
だから「こんな願いは聞いてもらえないだろう」という心配はありません。ただし、現実化したら本当は困るような願いは叶いにくいので、そこを注意する必要があります。(詳細は、セッションやセミナー等で詳しくご質問ください)
 そのセッションの前日までに、私は「理論と科学の世界」と「ニューエイジ的心の科学」の世界のどちらかを選ぶ必要があると感じていた。
私が出会った情報には、論理的根拠のあるものも多かったので、今までは、心を信じない人の中では理論が必要だから…と、両方の世界を保ち続けていた。
 その日、「心の科学」には目に見えるものしか信じない人達のためのものも含まれている、と気づいた。逆に「理論・科学」の世界は、まだ「魂(調和)の世界」を証明するには未熟なのだと思った。それで私は、先にこちらの「心の世界」(スピリチュアルの世界観)を選ぶことにした。
 前世催眠と、このレイキ体験から、人をスピリチュアルに繋ぐには、高次元の祝福を伝えながら、不安(恐れ)を浄化すれば良いということが解った。天使が私にしてくれたように、隣でどんどん不安を手放させ、理想をオーダーさせれば良いのだ。
それで、このメッセージを伝えつつ、実践のためのサポートをセッションで行うことになったのだった。

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     【レイキのアファメーションと詳しい祈り方】
 後日、天使の祈り方を実践しつつ、人々に伝えはじめたところ、いろいろ試して気づいたことがあったので、ブログや書籍でシェアしています。 
感謝先取りの、肯定的完了形」という形は、宇宙(神様)に対して、「こうなったらいいな」ということを「こうなりました。ありがとう」という“完了して喜んでいる状態”でオーダーすることをいいます。
高次元は、そのオーダーの“状態”を現実化(物質化)するために、どんどんエネルギーを送って来ます。
「引き寄せ」では、そのオーダーに対して素粒子が集まって、物質化します。
 祈り(期待)は必ずかないます(といういか、叶い続けています)。なので「祈り方(オーダー)」が重要ということが解ると思います。
本来は、未来の自分(理想とする自分)の状態を、言葉で表現(宣言)するものです。理想としては「私は豊である」等、断言する形になります。でも、まだ「断言」するほどの自信がない時や、セルフイメージが下がっている時など、なかなか言葉が出て来ない場合もあるので、躊躇を無くしどんどん進んでもらうために、(高次元の守護天使に頼むという)この「祈り方」の情報がもたらされました。
 たとえば、その後流行した「ザ・シークレット」という本がDVDになった時、その映像は私のスピリチュアルヴィジョンに近かったので、参考資料にしていますが、実は、この「願いが叶う祈り方」でお伝えしている「スピリチュアルな視点」があった方が、進みが早いことが解って来ました。
 よく「神様は怒らない」とお伝えするのですが、高次元は怒ったり非難したりしませんから、まずどんな望みでも自分が幸せになれると感じるなら、オーダーしてみるのがおすすめです。
自分が不幸で苦しいと言っている人は、「神様助けてください」と言って「苦しんでいる私」という“状態”をオーダーしたためにずっとそれが叶っていたりします。
「戦争はいけないことだ。平和が大切だ。」というオーダーも、その人の心理状態が戦争を“怖がっている”のなら、「ずっと戦争を怖がっている状態」をオーダーしていることになります。
まず「神様助けて下さってありがとう」「戦争は無くなりました。感謝します」から「調和しています。ありがとう」など、どんどん祈る言葉を良い波動に変えていくのがおすすめです。
 宇宙には、すべての願いをかなえるだけの無限のエネルギーがありますから、よく神様からは「欲張りなさい」と言われます。
「世界中の人が、豊かで幸せになりました。ありがとうございます」とオーダーしても構わないそうです。
 それと、逆に誰かを犠牲にすることが前提の祈りは、相手との摩擦でかないにくいそうです。
 また、上手く祈れない時には「上手く祈れるようになりました。感謝します」というオーダーもできます。他者を思い通りに変えることは危険ですが、誰かの事を「○○さんが心を開いてくれるようにしてくださって、ありがとうございます」と良い関係をオーダーすることはできます。
心配事は、それが実現しないことをオーダーできますし、次々オーダーし直すこともできます。
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 あとは、引き寄せたものを「受け取る」ことも忘れずに。
「自分には価値がない」と感じている人は、受け取る器が小さくて「引き寄せ」が完成しない場合が多いので、注意してくださいね。
祈った後には、宇宙が道を整えるためにサポートのエネルギーを送ってくるわけですから、それを受け取ります。大体が「強いインスピレーション」の形でやって来ます。(それを私は「神さまの提案」と呼んでいますが…)
インスピレーションは、人によって「視覚(映像)」「聴覚(言葉や音)」「体感覚(身体の感覚や意欲・味覚・嗅覚)」などのうち、その人の得意分野で感じます。
 直感でアイディアが湧いたら、恐れずにできるだけ早く実行することをお勧めします。もちろん、実行しにくい場合は祈り直して(再オーダーと呼びます)かまわないのです。
守護神や守護天使、ご先祖様に「うまく実行できるようにしてくださって感謝します」とか「もっと簡単な方法を、ありがとうございます」と言うこともできます。
 その後、たくさんの人をカウンセリングして来てわかったのだが、この“実行力”の有る無しで、人生が変わるのだった。
なぜ「実行」が大切かというと…インスピレーション(神様の提案)を無視し続けると、神(宇宙)に対して「そのサポートは要りません」という逆オーダーになってしまうから。エネルギ−の流れが滞り、かえって願いがかないにくくなるので、要注意なのだった。
※引き寄せを実践する方は、科学的に説明した書籍「引き寄せの科学」がおすすめです。 
★「願いがかなう祈り方」のエピソードをさらに詳しく解説した記事は、FC2ブログにて。
★ここまでの話だけでは、具体的に祈れない(「引き寄せ」が上手くできない)…という方のために、サポートを始めました。
・Angeling講座.1「願いがかなう祈り方(引き寄せの裏ワザをマスターする)」セミナー、
・書籍「引き寄せの科学」(通販)&「引き寄せシート」、もご参考に♪
★また、「自分の内なる神」とつながるためのサポート勉強会と、浄化のためのスピリチュアル・カウンセリングを行っています。詳しくは、セミナー&ワークショップまたはご予約カレンダーのページをご覧ください。
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