◆スピリチュアルメッセージ；

高次元との対話

１4.途上国について

　これらは、レイキ瞑想で高次元に質問をして、聞こえて来たメッセージを書きとめたものです。
ここに載せるにあたって、タイトルをつけ、なるべくわかりやすくするために新たに補足を加えています。
G：が高次元の存在（神様）で、R：が私のことばです。時々（かっこ）で、補足してあります。あまりに個人的なことは、省きました。
　わたし＝（神様）、私・貴女＝（対話の本人女性）貴方＝（対話の本人男性）、あなた方＝（一般の人間）
スピリチュアル情報としては、「神との対話」「聖なる予言」シリーズ等を前提に、必要な所だけ参考にしていただければ幸いです。
■1４［途上国についてのコメント］（2005.1.）
メールのやりとりで、権天使の波動の「K：」さんから質問を受けた時の対話。
K：本当の自分で在りさえすればいいのだけれど、できない自分がいて自問自答の日々。
R：その自分を、まるごと許してくださいね。「できない自分」も、「それを責めてしまう自分」も、愛しい魂に変わりはない、ということなので。
K：私が本来の自分を見失わないよう祈っていてください。
R：もちろん、祈っています。でも万が一、自分を見失っても、神様は絶対責めたりしないので、サポートを信じてリラックスしていてくださいね。
K：これまでの人生の中で一番しんどい出来事にいると感じてます。
R：この苦難は、未来の自分からのプレゼントですから、得るものも大きいと思います。
K： この まんま順調な人生だとどこかで足をすくわれかねないから、いつかは挫折を味わっといた方がいいんだよなー。なんて冗談で思ってたわけです。
R：この学び（リメンバー）は、約束されていたのですね。無敵の武器（宝）を手に入れるための、冒険（最後の試練）だと思います。本当に懐の深い「導く魂」にパワーアップですね。
K：それに「敵」に思える人たち、本当に自分の映し鏡だし。
R：「敵」と感じる人たちの“存在意味”を見い出すことができたら、消す（形を変える）ことができますね。
　みんな、権天使さんのことがうらやましいのです。まだ自分とつながっていない人を、見守ってあげてくださいね。それと、権天使さんを成長させるための役割を買って出た魂の人も。
エネルギーが低くて、他人から奪おうとしている人もいると思いますが。
神様のサポートは、完璧で無限だそうなので、リラックスして向かって下さい☆
(2005.1. 29)
R：その後、また神様からのメッセージがあったので、お伝えしますね。前回までは、私の中に権天使さんに対する遠慮があったために、言葉が足りなくなっていました。
　貴方は、女の子には健全な男性性を伝え、特に男の子に対しては重要な役割をになっているそうです。（引きこもりの８割は男子）というのも、戦後の日本の男の子は、父親との関係が薄かったために、大人の男として「戦う（強さと決断）・守る（優しさと責任）」が心の中できちんと整理されていない状態のまま、身体だけ大人になってしまい、混乱している人が多いので。（男の子達が犯罪をおかすのは、父親を呼んでいる）
　今、かかえてらっしゃる問題は、これからの仕事（子ども達を守る）のために必要なことが入っているので、権天使さんが呼んだのだそうです。
この問題を抱えることで味わう感情が、そのまま、今の子ども達の苦しみであったり、この世界の感情であったりするそうです。
(2005.1.31)
R：最近、前にもまして神様とつながりやすくなってきたので、今回はメールの内容で「対話」を試してみようと思います。
K：確信もってこれからも行動します。ただ、ひとつ気になっているのが、確かに私の関心とか、心の琴線に触れるのは、「子供が健全に成長できる環境について」ですが、実際子供たちを相手にすると、あまり関心のないような行動をとってしまいます。
子供をとりまく全体には関心があって、個々の子供にはあまり関心がないというのか、それとも私の関心のあるのは特殊な子供なのか。子供に限らず、人にはあまり関心がないのかもしれません。人の顔と名前を覚えるのがものすごく苦手だし。
G：貴方は、子どもの魂を見ているので、名前を覚えない。
自分（潜在意識＝宇宙）とつながれば、もっといろいろなものが見えて来るので、心配なくなる。
子ども達を自由に（のびのびと）させようとする気持ちが（根底にあるので）、関心の薄い態度に出ているだけ。子どもに危険が迫ったら、出て行って（子供を）守るために戦うだろう。
K：（中略）そんな奴が子供たちの心をつかんで導けるんだろうか・・・
G：（「導く」というイメージは、手をひくというより、自然とその道に子ども達が歩いて行く、という感じなので）子ども達の言うことをただ聞いてあげるだけでいい。子ども達は、話を聞いてくれる人が必要（判断なく「ただ心を吐き出す」という場所が必要）。
　自分の潜在意識とつながると、自分が今まで育って来た環境（例えそれがあまり良くないものであっても）が、自分の才能を伸ばすためにあった、と解るから大丈夫。心をつかむ、というより、抱きしめる（心も身体も）。
少し大変かもしれないが、お手本（になる人）がいるはずだから、やってごらん。
　貴方が、あまりにも（笑）オープンで（心が開いていて）、おおらかで（自分も人も）自由にさせていて、自ら大胆に生きていると、子ども達は自然とついて来る。
　いつも自分を責めないように。責めていると気づいたら、すぐやめて過去を許す（“今現在”より前のことは、すべて過去）。
責任を負うかぎり、すべて許されているのだから。
貴方はすでに気づいている。貴方の謙虚さが、カギになる。子ども達の中にも、“導く魂”があることを、思い出すように。
(2005.2.9)
R：メールありがとうございました。
本当に、お役に立てて光栄です。というのも、貴方は私の魂の先輩なので（年齢は年下）。その役に立てる（仕事がある）というのは、後輩にとってこの上ない光栄なわけです。
K：返事が遅くなってごめんなさい。返事をするまえに「聖なる予言」を読み直したかったのです。
　自分の役割、方向性がなんとなく見えてきました。　したいことすればいいのよねー！謙虚さと共に。
あらゆる子供たち、大人たちの中に美しさ、素晴らしさが見出せるように努力したいと思います。
ところで私があなた（リエル）の魂の先輩とは！自分の半生を振り返ってみて、これまで何の不自由もなく、挫折もほとんど知らず、こんな楽チンな人生で、しかも宇宙の法則というか、魂の存在を理解しているがゆえに多少のことが起こっても大丈夫、という状態の私は、本当は魂レベルが低いので易しい状況を与えられているんではないか、と思ったりもします。
このへんはどうなんでしょうか。
G：もちろんそういう人間もいる。ただ、彼らは成功していても、自分が何者かを解っていない（この世に楽しみに来ている）だけだから、すぐに判る。この世より、あの世にいた時間の方が長いから、この世ではまだ上手く動けずにいるタイプもいる。
貴方の場合は、もう初めからこの世で成すべき仕事のために、サポート付きで生まれている。彼女（リエル）も、同じようなものだ（今世紀この時代には、目覚めている人・目覚める人がどんどん増えている、という意味）。
　だから、この年齢（若さ）と身体で、成すべきことがある。世界のあちこちに行くことになるので、あまり歳をとりすぎていない（フットワークが軽い）うちがよいのだ。
K：精神世界を知っている人はレベルが高そう､である一方、そういう世界を知らないで周りの状況に翻弄され、その中で強くたくましく生きる方がほんとはもっと高レベルの魂なのでしょうか。
G：そう、魂が成熟しているがゆえに、簡単な人生ではつまらなくて、大変な状況（障害児など）を選んで来る者（魂）もいる。魂は、等しく気高い。魂が選ぶ状況も、もちろん尊重される。
　魂のレベル（というか波長）が高いか低いかは、その人の「在り方」が示している（「神との対話」３）。
本当は、魂に高い低いはないのだが、高い「状態」は、ある。「宇宙の法則」に気づいている事柄が、多いか、少ないか？の違いを表現している。
肉体で学ぶことがらが少なくなって、次に行ってしまう（肉体的に死んでしまう）魂もいれば、人生の最後に目が開けて喜びたい、魂もいる。
　あなた方天使は、「人間が、魂の存在に気づくための手伝いをする」と決めて生まれて来たのだし、他の者には他の者のテーマがあって、それを成し遂げるために困難な冒険（人生経験）をすることもある。
学芸会で、役を演じているようなものだからね。
G：（権天使をからかって）どうもあなた方人間は、今まで書かれて来たもの、学校や社会で教えられてきたものを信じ込む傾向が強いね（笑）。自分の経験で得たもの、自然の法則から学んだものを否定してまで。
貴方がいい例だ。貴方は、子供のころ学校で教えている事柄が、自分の魂に合わないと気づいていたのに、今では社会一般で言われている理屈の方を生きている（笑）。
この人生で、成し遂げたかったことを、思い出しなさい。（思い出させてあげなさい）
　まだ、苦しい中にいたいのなら、それは構わないけれど（笑）、貴方が仕掛けた「目覚まし時計」のベルは、今、鳴っているよ。
　自分自身を、解放してあげなさい。すべては学びの過去だから。
貴方は今まで、自由になれない両親の理想を生きてあげたのだから。もう、いいだろう？　目覚める時が、来たようだ。
みんな本当の自分を生きなさい。
☆
K：アフリカで飢餓に苦しんで、自分では状況をまったく変えることができず、ひたすら死を待ちつづける人生、
これは私たちにとって相対性の中で非常に重みをもつ事実ではありますが、その飢餓に苦しむ人にとってはどういう意味があるのでしょうか。　これも選んだ人生なんですか。
G：もちろん、選んだ人生だ。
　互いに宇宙で（生まれる前に）約束して来ている。何をサポートすると約束したか、思い出せばいい。
彼らを見ていて、あなた達は何を学んだかな？
「人間には、無力で何もできない者がいる？」それとも「救いを求めれば、必ず手は差しのべられる？」
彼らはどうして苦しむことになったのか、わかっているかな？
大人たちは、どうして（自分で）自分の子ども達を救おうとしないのだ？
　さあ、考えてごらん。
誰かが、貧しい人、みじめな人の存在を求めている。自分よりみじめな人がいると、安心できる心がある。
相手が、自分と同じく気高い魂を持っているとは気づいていない。（宗教は、一体どこに行ったのだ！？）
相手を無力な存在として扱えば扱うほど、（その期待がかなって）本当に無力な存在になってしまうんだよ。
考えてごらん。
　彼ら（飢餓に苦しむ人）に気高い魂があるとしたら、あなた方はどんな態度で彼らに向かえばいいのか？を。
彼らは、何も出来ない何の能力もない（人間以外の）生き物かな？
違うだろう？　貴方は知っている。
彼らが、どんなに力強いか。彼らが、どんなに逞しい笑顔を持っているか。
　国境がなくなれば、食糧は満ち足りる。
なのに、あなた方は、エネルギーを留めている。これは、あなた方（先進国）の問題なのだよ。
飢えた子ども達に、少しだけ食べ物を分けてやって満足していられるのは、自分（内なる神）とつながっていないからだ。（宇宙のエネルギー（＝無限）を感じられないからだ）
彼ら（飢餓に苦しむ人）に聞いてごらん。本当は、何が欲しいのか？
ただ生きることよりも、希望が欲しい。　生きていく意味が欲しい。（命がけでテロをする心理なども）
それがあれば、彼らは自分の足で立てるだろう。
たとえ短い人生でも、自分らしい「在り方」はできる。
R：では、私たちは具体的にどんな支援ができるんですか？
G：まず、彼らの現状を把握すること。何が足りないのか（本当に必要なのか）権天使なら解るはずだ。
R：食糧とかですか？
G：食糧のような、目先のものでなく、根本的に（その国で）何が欠けているか…だよ。
R：政治とか？
G：そう。　それに分かち合いが足りない。誰かが、資源は限りがあって、自分達だけが一人占めしないとなくなってしまう、と言っている。必要な所に、必要最低限な量すら分かち合っていない。
R：それは、欧米人や日本人の考え方のことを言ってるのですか？
G：「（片寄った）文明」という幻想に浸って、本質を見失っている人々すべてのことだ。
R：では、世の中を良くする（潜在意識とつながれるようにする）のは当然として、今、子ども達にできることはありますか？
G：教育。やる気のある者に、支援すること。その子たちが、国を変えるから。
　でも、こっそりやった方がいい。彼らに教育を与えて、利口になると困る人たちが邪魔しに来ないように。金額は大きくても、（その国の中では）こっそりやるように。
R：大体的に宣伝した方が、彼らを守ることになるのでは？
G：ただのパフォーマンスになってしまうから危険だ。お金が、本当に必要な所に流れず、一部の人間のところに行ってしまう。
　具体的な作戦は、国（と状況）によって変わる。具体的に支援したい国があるなら、そのつど質問してきなさい。
R：ほかに、権天使さんに伝えることはありますか？
G：貴方は、世界的な規模で子どもを守る役なのだ。子ども達は、人類の未来だから、貴方は未来を守っている。
未来の可能性を育てている。
（自分の）子ども達を、世界に送り出しなさい。子ども達が主になって、親たちをつないでくれる。
G：ひとつ、問題を出そう。
「あなたがもし、口もきけず目も見えず身体も動かず、誰かの手助けがなければ生きられなくなったとして、その時ですら、神に感謝できるかな？　できるとしたら、それは何故かな？」（神様のなぞなぞ.２）
R：うわー…なんかキツイですね、今日は…。
G：なんの（笑）。権天使なら答えられるはずだ。魂の意味を理解できるから。
心の声を聞けばいい。
　ヒントをあげよう。「人は、誰かのために尽くすことで、存在を確認できる。幸せになれる。」さて、これを裏返して見られるかな？（笑）
これが答えられれば、彼は自分と完全につながる。そして、子ども達のことで、世界のことで、貴女が知りたいことを教えてくれるよ。
やりとりのメモを読んでいて気づく。権天使の「質問」は簡潔でエレガントだ、と神様からも褒められていた。 
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