神との対話
はじまり
2008.9/8〜9/9富士山頂ワーク報告
準備ワーク
準備.2準備.3
登山開始一日目 ◆登山二日目 ◆御来光
その後の経過

 行って来ました、富士山へ。登って来ました、頂上まで。 
応援して下さったみなさま、ありがとうございます。お陰さまで無事登頂できました。
遠隔ヒーリング、チャリティへご参加くださったみなさま、感謝です。募金も目標額に達しました。
 Angelart桜*さゆりさんには浅間神社でのサポートワークをしていただいて、お疲れさまでした!コノハナサクヤ姫の守護を受けて、山頂でのワークも無事遂行できました。
G:が創造主の神様で、R:が私のことばです。時々(かっこ)で、補足してあります。あまりに個人的なことは、省きました。
わたし=(神様)、私・貴女=(対話の本人女性)貴方=(対話の本人男性)、あなた方=(一般の人間)
J:J:が神社・寺院の神様の言葉。K:が御神木や樹木の言葉です。必要な所・使えるところだけ参考にしていただければ幸いです。

 ホームページ作成ソフトの良いものがなくて、このままだとパソコンが新型になるにつれてサイト更新ができなくなる恐れ。
ブログも駆使して、メッセージだけでも伝えられれば…と思っています。
 桜*さゆりさんとのコラボ「コスモス*エンジェル」の四国剣山ワークは、7/7〜10でしたが…、その時に(剣山で)いろいろ妨害があって、ひどく怒りを感じていたのでなかなか記事にすることができず(^^;)。ただでさえ、3泊4日の長丁場だったのに。
 ようやく、怒りもおさまってきたところで、とりあえず先に富士山ワークの報告を書くことにしました。
というのも、この富士山のワークも剣山からのつながりとなっていたからです。

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はじまり:
 確かに…昨年中から富士山には呼ばれていて、'07年の11/13には須走の五合目まで連れていかれて、おかげで紅葉まつりが見れなかったので、ものすごく腹を立てていたり…。
セッション・勉強会に来るお客さんからも富士山の話題があって、シンクロは起きていたけれど…。
 宇宙人本の田村珠芳さんが、「サクヤ姫はプレアデス系だ」というので、(富士山の浅間大社の祭神はコノハナサクヤ姫だから)いまいち触れたくなかったり。
 ところが、四国の剣山で封印をといた「艮の金神(うしとらのこんじん)」が、
UK:「富士山に連れて行け!サクヤ姫を迎えに行くのだ」と言い出した。
---「なぜ、山に登るのか?」と問われれば、
「そこに鳥居があるからさ」と答える。
 遠くても、興味なくても、そこを「開け」と言われれば、私はタヂカラヲのミコトの生まれ変わり(笑)だから「岩戸開き」に行かねばならない。
(ってゆーか、魂でそういう約束をして来てるんで)
 富士山は、日本で一番高い鳥居の到達点。鳥居(神社)は外国にはないから、つまり富士山は世界最高峰の鳥居だということになる。
かろうじて、登山は嫌いじゃない。困るのは、いつ行って、山頂で何時間ワークして、何時までに戻らないとロープウェイが終わっちゃう、とかそういう時間に追われた状態で登るのが疲れるだけで。
 だから、剣山ワークでは精神的にかなり痛めつけられたから、もう山には二度と登りたくないと思っていた。
正確にいうと、「山での神社ワークはやりたくない。登るのなら、登山として登りたい」という意味なんだけど。
 それで、艮の金神が、U:「富士山に連れて行け」とか言い出した日にゃ、冗談じゃない!(≧△≦) と思ったのだった。
なんだって、女神のわたしが3776mの山になんか登らなきゃいけないのか!そんなのは戦士の役目だろう、とか。
 艮の金神のエネルギーは、暴風雨のような激しさでとにかくやたらめったら要求が強い。9/15の麻賀多神社では「インドラ」と呼ばれてたくらいだから、一度言い出したら駄々っ子のようにぶつかってくる。
 T:「やかましい!行きたいんなら、勝手に一人で行きやがれっ」と、いいかげん頭に来ていたら、女神(弁財天)がメッセージで
J:「あなたは女神なのだから、戦士を従えねばなりません」という。
今思い出すと、あれは瀬織津姫(せおりつひめ)だったかも。
 それで、女王様よろしくR:「あんたちょっとうるさいのよ!」と金神にビンタを食らわしたら、急に静かになってしまった(・∀・;)。
消えちゃった?と思ったらJ:「女神の命令を待っているのです」と言われ、ほっとする。

 どうして私がそこまで抵抗したかというと、「富士山に連れて行く」というのはつまり「山頂まで行く」ということだったから。
 地球で一番高い鳥居だから、興味がないわけじゃない。でも、四十肩を患ってから合気道を休んで久しいので、とにかく体力がガタ落ちだった。
一ヶ月前くらいからトレーニングができれば、何とかなるだろうか…とか思いつつ、四国ワークの準備に追われて7月の登山は逃してしまっていたし、ビジネス系の合宿セミナーに参加したりして、疲れはたまる一方だったし。
 今までの山のワークは、神様の守護のもと、お天気に恵まれていた。
山といっても、2000メーター止まり。楽勝だっただけにいい気になりそうだけど、富士山は今までの倍の高さ!侮れない。
 ただ、「富士山頂」をイメージすると、なぜか「遠隔ヒーリング」というメッセージが来るのだった。
うーん、自分のためとか艮の金神のためだったら行きたくないけど(←オイオイ)…山頂で遠隔ヒーリングとかできるんだったら、行ってみたいかも…(*^∪^*)。
 8月の朝、徹夜明けに見たニュースでは、キャスターが御来光の撮影をしていた。わざわざ富士山頂の映像(ビジョン)を私に見せている。
それで、タロットカードを引いてみたけれど「行くべきでない」のカード。あれれ?行くんじゃないの?
 メッセージが混乱して、とにかくギリギリまで準備ができず、告知もできなかった。
 迷いが迷いを生んで、「質問力セミナー」に行った時にちょうどそれを練習のテーマにしたら、自分のなかで「体力がない」の他に「一発で決めたい」とか「でないとキリがなくなるから困る」とか、そういう問題まででて来ていた。

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【準備.ワーク】
←河口湖側五合目の「富士山大社:小御嶽神社」
 8月に登山を予定していたTRさんに情報を聞いた所、大雨で玉砕。登山を断念したとのこと。五合目の神社や周辺の神社の浄化ワークで終わったのだと言う。それは山頂ワークの準備でもあったけれど、やっぱり富士山はあなどれない。
 9月まで登れるとの情報を得ていたのに、8/28には母が「ニュースでは8/30で閉鎖だと言ってる」と言うし。ネットで「富士山頂」を検索したら、確かに山頂と登山道も閉鎖とのこと。これでは登れない!「富士山に行くまえに玉砕〜?」
 それで翌8/29に品川神社の品川富士に行き、縁つなぎをすることに。富士山に登れないかもしれないので、山頂でやるべきことをここでやっておくという感じ。実は予行演習でもあった。
 桜*さんを誘ったので、ちょうど頂上のワークになって縁結びもできた。誕生日プレゼントに、卵形のセレナイトとクリスタルの劔をもらったので、それをチャージする形にもなった。
 その日、もう一度「富士登山」で検索したら、9/13までは御来光ツアーがあることがわかった。なぜか、ハラハラドキドキさせられる。よけい腹が立つ(笑)。
 四国ワークの影響と、ビジネスセミナーが意外とハードだったため、8月初旬の好条件の時期も逃していたので、チャンスは9/9しかなくなっていた。
 実は、当初、付き添いで案内してくれることになっていたKKさんのスケジュールでは、9/9に登山開始して9/10に遠隔という予定だったのが、9月に入って休日スケジュールが変わり、9/8からの登山になった。
 神様は、行かせないために浅間山を噴火させたり、天河の宿に泊めるためにお葬式させたりできるから(-_-;)、日程を合わせるために仕事のスケジュールくらい強引に変えて来るのだ。
 合宿での皮膚のあせもがアトピー化していたし、タロットでは、「ボディセラピーの必要性」とも出ていたので、六本木「フェアリーズ」の有美子さんに骨格矯正の予約を入れる。
大きなワークの前にはいつも軸を整えに行くので、今回は天河で一緒だったオーラマスターでもある有美子さんに頼んだ。そこで、月の女神のエネルギーでチャクラのヒーリングまでしてもらった。
 あとは、お天気。この夏はスコールが多くて天候不順だったので、不安要素だった。特に、山頂は寒いので雨が降るとすべて雪になるのだそうだ。
 体力が持つかどうかわからないけれど、天候によっては入山すらできないかもしれない。登れても、天候によっては八合目までの可能性。 山頂まで行けるかどうか。そのとき御来光の時間に登れるかどうか。
…これまで、登れなかった所は、強風でロープウェイが止まってしまう箱根くらい。乗り物の都合だけだと思っていたけど、自力で登る富士山でも、不安要素はたくさんあるのだった。
 それで、当初この富士山ワークには桜*さんのことはまったく考えに入れていなかった。
いや、かろうじて自分は登山が苦ではないからいいものの、4000m近い富士山では何が起こるかわからない。そんな無茶をさせるわけにいかないと思って、はじめからこれは自分一人のたんなる登山だと思っていたのだ。
 艮の金神がサクヤ姫に会いたいから連れて行く、それだけのワークだと思っていたら、勉強会の瞑想の時間に
G:「女神たちを富士山に戻すため」だと言うメッセージが…。
 あれまあ。
今まであちこちの神社に行って、コスモス*エンジェルの岩戸開きワークでどんどん開いて来た女神(弁財天)達を、富士山に戻すために行くのだと言って来た。
R:「ふーん、でも女神一人につき、戦士は最低でも八人必要でしょう」と艮の金神に言うと、不敵な笑みを浮かべて
U:「だからオレ様が行くんだよ」とのたまう。
 数百人分の(神様だから数百柱ぶんの)戦士の力を、自分一人でまかなうらしい。ま、確かに9/6の鹿島&香取神宮ワークあたりから姿(ビジョン)も強大化していて、それくらいのエネルギーはありそうだ。
 つい、サンシャイン60並みにデカい!とか感じる。鹿島神宮ワークでナマズをつらぬいた時は、剣が大きすぎて巨大ナマズの頭ごと粉砕してしまって、一撃で殺っちゃった〜みたいだったし。
ただ、香取神宮の時は、ビジョンの卵がつらぬけなくて、炎の剣で溶かして、鳳凰のヒヨコが生まれてたけど。

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【準備.2】チャリティ
←これから登る富士山(五合目駐車場から)。雪はないようだ。
 さて、装備のいくつかは、先に富士登山を計画していたTRさんに借りることになっていた。TRさんは戸隠ワークで運転をしてくれた女神。
8月に大雨で富士に入山できなかった時、それでも須走の古御嶽神社(こみたけじんじゃ)を浄化したり、浅間大社、北口本宮と河口湖の浅間神社までワークしに行ったのだそうだ。
 他にリュックや登山靴を新調したら、全部で6万円。準備のいろいろを計算したら10万円近くかかっていた(゜口゜;)。
ビジネスセミナーで習ったけど、経済的視点から「費用対効果」を考えたら、こんな割の合わない(経済的リスクの大きい)ワークはありえないなぁ…と思う。でも、神社ワークは一種のボランティアとして考えているので、それまでの神社ワークで溜めたお金をすべて注ぎ込むことに。
これでまた、当分神社には行かれない(笑)。
 このことで、神社の神主さんが職業(プロの技術者)としてワークすることが、いかに大事かも解ってきた。
だって、このワークのために、準備と負担を考えたら前後の予定まで開けざるを得ない、それで当日も日当は無し。これはどう考えても道楽か、犠牲的ボランティアだった。だって私はハードな修行はオーダーしてないので。
 親と同居の自分なら(イザという時経済的に助けてもらえるから)まだしも、費用対効果の意味でも、桜*さんを巻き込むわけにはいかないな…と思っていた。
 神社ワークの収益は、ユニセフなどの募金にも充てていただけに、それを全額使ってしまうことになるので、どうしたものかと思ったら、ダキニ眞天からJ:「遠隔ヒーリングにチャリティを募る」というメッセージ。
 ネパールの学資支援「ヒマラヤ育英会」は、一年間に一人一万円。卒業できる子供は少ない。特に女の子は学校にも行かせてもらえない。
女神が目覚めなければ地球のアセンションは遠いわけで…。そこでは、女の子に勉強をさせて「お母さんがしっかりしていれば、子供たちも教育される」という考えで運営されていたので、少しでも集まったら、それに自分のお金を足して送ろうと思っていた。
 天河の大きい方の五十鈴(神代鈴)を買うのをあきらめて、先にネパールの子供たちの学資支援を実行したいと思ってお金を貯めていたので、少しでもそれが叶って本当にありがたい。
 チャリティのご寄付、ありがとうございます!皆様へのさらなる愛と豊かさに繋がることをオーダーしております。

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【準備.3】応援
 告知のあと、富士山に登った人たちからのメールで情報が届きはじめた。
 剣山の遠隔ヒーリングにも参加してくれたOSさんからは、御来光の写真と山頂のご神水が届く。これは超強力なサポートだった。写真で御来光のビジョンをイメージして、現実を引き寄せることができるからだ。ご神水は、お風呂に入れて身体ごと波動を山頂に繋ぐことができた。
 元気な人なら、ツアーか気軽に予定を立ててさっさと登ることができただろうけれど、準備段階だけでとにかく疲れる。
 タロットがイマイチで準備もままならない状態だったので、行くべきかどうか迷っていたら、和鼓先生が「富士山頂ワーク」のイラストを描いて見せてくれた。
サクヤ姫の所に、艮の金神のエネルギーとゴールドのキリストエネルギーが降りて来るようなビジョン。それで、どういうことが起こるのかイメージできた。
←和鼓先生からのイラスト。富士山頂ワークのイメージそのもの。
 そして、スピリチュアルな仕事を始める時にした「私の細胞の一粒ひとつぶ、血の最後の一滴まで、神(宇宙)のメッセンジャーとして使う…」という宣言を確認させてくれた。
 神事なら、行くしかない^^。
 
出足が遅くなったので、体力訓練も不十分。とにかく、階段という階段を歩いた。駅ビルの階段を7Fまで上り下りして、特に下りが苦手なので、足を鍛えた。
 富士山は、富士宮登山口からだと慣れた人は2〜3時間で登るとも書かれているけど、河口湖側からだと5〜6時間だという。今までの神社ワークで登った時間は、ガイドブックの約2倍かかっていたので、富士山は10〜12時間かけて登ることが予想される。
 足の裏を見たら、デスクワークが多いせいでピンクに柔らかい状態。もっと皮を厚くしておかないと12時間持たないな…と思って、なるべく靴を履くように外出を増やした。
 風邪をひくとぜんそくで呼吸が困難になりやすいので、体調管理にも気をつかう。
週間天気予報では雨となっていたので、八合目までで止められる可能性もあるけど、3000mから酸素が薄くなると聞いていたので、TRさんから送ってもらった携帯酸素缶も持っていく。
 富士山は今までの山と違って、持って行った荷物の重さをそのまま持って帰って来なければならない。「荷物が重くて上がれませんでした」じゃシャレにならないので、頂上の寒さにあわせて、防寒着と食糧の最低限にすることにした。
いつも儀式で使う剣も、石も、エネルギーだけで何も持たず。ほとんど身ひとつの状態。
 ゴミはすべて持ち帰らなければならないので、カロリーメイトや携帯食は、すべてパッケージから出してビニール袋に移した。ビニール袋なら、あとから入れ物としても使えるので。
TRさんが送ってくれた、アミノメイトとカロリーメイト、アミノ酸とローヤルゼリーの「速攻元気」と「朝ベリー」もザックに入れる。
 まあ、行ってみたら実際は山小屋で水も食糧も調達できるので、お金さえたくさん持って行けば出だしは軽くして行けることがわかったけど。
山小屋が閉まるこの時期には、水も食糧もある程度は最後まで持ち歩かないと、何かあった時の用心が必要なのだった。
 今までの神社のエネルギーを込めた数珠と、桜*さんにもらったセレナイトの卵は、絶対現物が必要なので持って行く。
 鹿島神宮&香取神宮ワークでも、卵のビジョンが見えていたけど、桜*さんからも「リエルさんがピンクと紫のバラの柄の両側にクリスタルのついた剣を使って、頂上で大きな卵を劔で貫く」というメッセージが来ていたのだ。
←宇宙樹とともに。
 もともと宇宙のセラフィムで最高神のマザーから、アマテラスが不二山(ふじさん)に降臨した時、そこからいろいろな波動の女神が生み出され、各地に降りていったのを…今度は逆ルートで繋ぐことになっていた。
 艮の金神のとどめを刺す力で方向を変える。女神の集結によって、富士山をもとのエネルギーに戻す。宇宙のキリストエネルギーの祝福でカルマを溶かす。そんな感じがしていた。
 さらに、富士山で降ろすエネルギーは宇宙のキリストエネルギー(祝福)だったので、それを遠隔ヒーリングとして世界の各地に届けることになった。土地に根付かせるには「光の担い手」が必要なので、今回は金額を気にせず受けてもらえるように、無料とした。
この宇宙からのキリストエネルギーは、カルマ浄化の作用もあるので、ヒーリングだけではなくワークとしてご先祖様にも繋いでもらい、次元を越えての癒しになっていた。
 やっぱりサクヤ姫との縁結びを頼んでおかなければ…と桜*さんに、お願いする。山頂を目指す我々が、ピンク色の風船のようなエネルギーで守護されたそうだ。
 アマテラスからのメッセージも来ていて、
G:「上を見るより足下をしっかり見て進みなさい。苦しくなったら、いままで来た道をふり返って、自分を誉めなさい」とのこと。
なるほど、これは人生そのものだと思う。
 サクヤ姫がプレアデス系だと聞いた時から、いまいち好きになれなかった(笑)。いや、サクヤ姫とマザーマリアは同じ立場で、マリアは自分のエネルギーだからこだわる方がおかしいのだけれど。
 「ヴィーナスセミナー」のメッセージは大事だから受け取っていたけど、正直言って女神系(弁財天)は琴平弁財天以外あえて無視していた。かろうじて好きな女神(弁財天)は、クシイナダ姫とダキニ眞天くらい…
 大昔、バカで無能な女神たちに押さえつけられて、惨い目に遭わされた戦士たちの波動が、どうしても姫系のメッセージを受け付けなかった。
J:「戦ってはいけません。争ってはいけません」なんて言うなら、「そうならないようにお前らが何とかしやがれっ!戦えない(癒せない)くせに文句言うなっ」という感じだったので。
…このわだかまりは、富士山に登ったら解消された。自分がちゃんとした女神(女王)の情報を伝えて、本物の女神を育てればいいのだということで、決着がついた。
 鹿島&香取神宮ワークの帰りにも、駅ビルの階段訓練をして、前日の7日はゆっくり休んだ。久しぶりにマトモな睡眠がとれて良かった。

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【登山開始・一日目】(2008.9.8) 
 富士山の登山道は、4つ。浅間大社からの「富士宮口」、御殿場口、須走口、河口湖(または吉田)口。
今回は、御来光ツアーでよく使われる、河口湖口から登ることになった。考えてみたら御殿場以外の登山口では、ふもとの神社に全部お参りしている。今年4/4の富士忍野のヴィーナス合宿では、富士吉田の「北口本宮浅間神社」で、奥の「富士山神社」にご挨拶ワークをしていたのだ。
 登山の付き添いは、登山が趣味の知人のKKさん。富士山は昔2回登ったことがあるとのこと。
夜中の2時過ぎに相模大野を出発して、車で河口湖側の五合目に着いたのが5時過ぎ。2時と5時は、今回のキーナンバーかも。
 日の出前のシルエットの富士山の上の方には、キラキラとライトが光る。御来光のツアーの人達のヘッドライトだろうか…
駐車場で山の装備に着替えて、小御嶽神社(こみたけじんじゃ)に祈願して、5:55に出発。 馬がいた。馬の落としものに注意。植物性だけど…
 吉田口登山道は、意外と高山病になりやすい登り口という情報をあとから知った。ほかの登山道は登りが大変なので、スピードが出せないのが幸いするけど、吉田口は出足が楽なだけにどんどん登ってしまいやすい、ということらしい。
 たしかに、はじめはゆるい下り坂で、帰りに出会った外人さんは「この道でいいの?ここは登山道?」と聞いてきたくらい。
私も、これだけ下るとそのぶん登らなきゃいけなくなるんじゃない?と心配だったのだが…むしろこの下りは、戻る時には天の救いになった。
 それでも出だしは、剣山の教訓からゆっくりゆっくり歩いて行った。
ビミョ〜に、オリンピック関係の番組で、高地トレーニングは2000mくらいの所でやるとか聞いていたので、それって五合目くらいだから、このあとは全部、筋肉と呼吸に負荷がかかるってことね、高橋Qちゃんとか北島選手みたい…とか思ったり(笑)。
 6合目に着く。金剛杖を買いたかったけど、五合目の店はまだ開いていなかったので、登山ステッキを借りて登っていた。
←金剛杖。五合目には、鈴付きや子供用のサイズもあった。
ゆっくり登っているので、学生さんやダブルステッキでスタスタ登る人に追い越されて行く。
 8:00。2700mの七合目の入り口に到着。一度小学生のときに家族で来て、ここまでは登っている。
山小屋「花小屋」さんで、金剛杖をゲット。焼き印を押してもらって¥1200-だった。
そのまま、七合目をどんどん上がって行く。どんどんといっても、山小屋ごとにベンチで休憩しては、水を一口ずつ飲んだり、アミノメイトの粉を飲んだりしていた。
 トイレは、営業している山小屋で借りられる。使用料に1回¥100-、山にとっても自分にとっても本当にありがたいと思う。
富士山が汚いままだと、水の浄化ができないぶん「火の浄化(噴火)」とか言われていたので、間に合ったようだ。
もう休業している山小屋もあるし、途中の道でトイレに行きたくなったら困るので、計算して山小屋のあるうちに水を飲む。
 天気は、薄曇りで助かった。「富士山には日陰がありません」と言われていたので、晴れすぎると水分補給が必要なのでかえって体力を消耗しかねない。
龍神にもオーダーしていたが、桜*さんからも瀬織津姫にお願いしてもらい、皆の祈りが通じて恵みの雲だった。
途中、雨雲に追いつかれてパラパラと降られたけど、ザックにも雨よけがついていたので、問題なく登れた。
 学生の登山グループがいたり、外国人の3〜4人くらいのツアーもあり、普段着で登っていた男の子グループは「富士山をなめてた〜」と寒がって下山したり。
七合目の終わりで食事。母菩薩が持たせてくれたおにぎりを食べた。
 降りて来た登山客に情報を聞くと、九合目から先は閉まっているが、八合目の一番上の山小屋「トモエ」さんが営業していると言う。この時期なら、お客も少ないだろうから泊まれるだろう…と言いつつ、嫌な予感がしていたので神様にオーダーしておく。
実際、二人だから泊まれたけれど、バスツアーのお客さんがまだまだ後から到着して来て、けっこう満杯だったんじゃないかと思う。
 9:20。七合目から八合目までは、一番大変だと聞いていた。時間も通常2時間半かかるという。
←雲に追いつかれつつ。
小学生の頃、初めて富士山に登った時は、七合目までだった。あの時は曇りで、景色に霞みがかかっていたのを覚えている。無理せず下山した父は偉いな…とあらためて思う。

 山登りというより、岩登りっぽくなって来た。よじ登るような感じが、岩木山の時を思い出させる。
階段状になっている道は疲れるけど、杖を使えるのだが…岩登りでは杖が邪魔で、手を使った方が楽に登れる。
ウサギだから、登りは(下りよりは)楽なのだ。そのわりに、カメの歩みだけど〜。
 横を見ると、富士山の岩肌が赤く見える。剣山とはくらべものにならない、本当に大きな山だと感じた。
 11:27。八合目3100mの「太子館」に到着。ペースが早過ぎたのか、だんだん頭痛がしてくる。
3000メートルを越えたら酸欠に注意なのに。今にして思えば、この時点で低酸素症(高山病)だったのだ。とりあえず、携帯酸素を吸ったりしていた。
 ここから、さらに八合目の一番上を目指す。このままなら、お天気に恵まれて明日も山頂までいけそうなので、今日のうちにできるだけ高い所に登っておきたかった。
 ぜんそくの薬を飲んでいたので、息苦しさはなかったが…どうも心臓の鼓動が早くなりやすい。
桜*さんが、剣山の時に「心臓の音を聞いて、鼓動が激しくなったら止まって、鼓動が安定したら足を動かす」と言っていたので、それに習って、少し歩いては座って30秒数えて休んだ。
 その日、桜*さんは…朝から富士吉田の「北口本宮浅間神社」にサポートワークに来てくれていた。
コノハナサクヤ姫の加護はもとより、アマテラス、セオリツ姫、タマヨリ姫、白山姫…etc.と弁財天(女神)たちをどんどん集結させる役目。
 私が山頂を開く前に、富士山のエネルギーをMAXまで高めて活性化するために、儀式のためのいろいろなノリトや般若心経を33回ずつ唱えさせられて、酸欠になりかけたそうだ。
「富士山が、巨大な太陽のような光そのものになりました。地球を丸ごと包む光になりました。
集まった神様がみんな桜吹雪の逆竜巻きのように上空のポータルから宇宙の中心に戻り、原初のパワーに戻ってまた富士山から地球全体に散らばって広がって行きました。
 アマテラス様・コノハナサクヤ姫様・セオリツ姫様が天河の五十鈴のようなトライアングルで立ちました。リエルさんが来るのを待っていますよ」というビジョンを伝えてくれた。
 拝殿で、気がついたら二時間以上立っていたのだとか。真面目な桜*さんだからねー。いやー自分じゃなくて良かった、とか言ったりして。

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【登山・二日目】(2008.9.9)
←登って来た道を振り返る。地上は霧の下。
 頭痛…というか、生あくびが出ている気がする。酸欠だと感じたが、じきに慣れるだろうと思っていた。知らぬが仏とはこのことだ。
 14:02には、本八合目3400mの「トモエ館」に到着。五合目から約8時間、意外とがんばった。ここより上は、すべて閉鎖だという。
ここは隣の「江戸屋」さんとともに、吉田口登山道と須走口登山道の合流地点でもあった。
 須走口といえば、昨年11/13に「東口浅間神社」に挨拶して、五合目までドライブしたことがある。
北海道ワークのご褒美に、もみじ祭りに行く予定だったのに、その寄り道のせいで母が高血圧の発作を起こし、急きょ帰宅したのだ。
その時の恨みつらみがあって(笑)、本当は「誰が富士山なんかに登ってやるか!」と思ってたんだけど。
 サクヤ姫にも興味がなかったし、富士山上空にUFOの母船たちが待機してるとか聞いても、肉眼で見たことないから関係ないし…という感じだった。さすがに艮の金神に頼まれた時は心が揺れたけど…最後は、シリウス系の遊び心と、父親ゆずりの山登りDNAで動いたかも(笑)?
 夕食は5時くらい。それまで、広島からの登山客とお喋りしたり、明日のために荷物を整理したりして過ごす。
 途中、携帯の電池切れで、メールをもらったけど返信できなかった。(応援メッセージ、ありがとうございました☆)もう2年使ってるから電池がすぐなくなる。
けど、遊びや旅行じゃないから、いつもワークの時はせいいっぱいで、緊急連絡以外の携帯は返信できない。オリンピックで北島康介選手が泳ぐ前に、メールの返信を要求する人はいないだろう、ということでもある。
 日暮れに近づくにつれて、ツアーの団体客が続々と到着。
足の疲れはほとんどなくて、「明日はもっと楽に歩けるでしょう」とか言われていたけど…その間に、酸欠でどんどん頭痛がひどくなる。気になるので、酸素缶を持ち歩いてちょくちょく吸っていた。
 山小屋の社長さんに「酸欠で頭が痛い」と言ってみたが、「ワタシも頭が痛いよ。いろいろあって…」とか言ってるし(´・ω・`)。
それで、幸か不幸か…高山病はみんななるし、たいしたことないのだろうと思い込んでいた。
 時間が経つにつれて頭がガンガン痛み、心拍数が上がって、とうとう吐き気がしてきた。
学生時代にエキストラのバイトで時代劇のカツラをかぶった時、サイズが合わなくて頭痛になり、最後は歯まで痛くなったことがあったけど…今回は歯痛にはならないのね、とか思いつつ。
 寝たら慣れるのかと思ったら、大間違いで、(あとでネットで調べたら)寝ると呼吸が浅くなるからかえって悪化するんですねー。
しかも気づいたら、水分摂取を極力抑えていたので、このままではエコノミー症候群に?
 ただでさえ空気中から酸素がとれなくて心臓がフル稼働してるのに、血液ドロドロではさらに酸素が脳に運べないし、大きな筋肉を動かすにはたくさんの酸素が必要で…と、考えたらキョーフの悪循環。
 最近、地上では調子がいいので忘れてたけど、私はぜんそく持ちで(薬で発作は起きなかったけど)リウマチ系と同じく脳下垂体の機能が弱いので、気圧の変化に対応できない身体だったのでした〜。
 出発時間の深夜2時まであと9時間、山頂までは1時間半というから、自分の足だと3時間をみないとならない。そこで日の出を待ってワークしてから3000m地点まで戻るとなると…あと16時間はこのままでいる可能性がある。
え…この心臓ドキドキ、頭ガンガン、胸がムカムカの状態で、16時間…?
 5分やそこらのマラソンとか、1〜2時間の登りならまだしも、岩木山片道90分、剣山80分の私が、そんなに持つだろうか?もしかしたら、心臓がパンクするかも…
 生き物の心泊数は決まっていて、その数を打ったら寿命だとかいう説があったけど、今のこの鼓動の早さだと「恐怖新聞」でも購読したくらいのスピードで寿命が来そうだ。(うーん、時代が古すぎる。今どきなら「デスノート」か?)
昔、「寿命占い」で74才とか出てた気がするので、そうか、ここで使うことになってたからその寿命なのかも…とか思ったり(笑)。
 とにかくレイキでヒーリングし、眠らずとも身体を(大きな筋肉を)休ませて、酸素吸入と水分補給を多くしてしのぐことにする。
苦しいことには慣れている。アトピーのステロイド離脱を自力でやった時も、底なし地獄で苦しかった。
 人間、身体が辛いと自然に感情も辛くなる。そのせいで辛かった過去がたくさん思い出されてくる(記憶がよみがえって引き寄せられる)。
それがわかっているので、とにかく波動が下がらないようにしなければと「ありがとう」をとなえ続けた。
 苦しくて唸っていながらも、ウトウトして、いろいろなビジョンやメッセージを受け取っていた。
このあとやるべきこと。今起きていること。帰ってからすべきこと。などなど…
←山頂への鳥居。9/9朝。
 目を閉じると今まで登って来た道が見える。整備されているとはいえ、それなりに険しい岩登りの道を8時間登って来たので、目に焼きついていたのだ。
 アマテラスや女神からのメッセージだと「上を見ないようにして登る」だったけど、もう今は、下(下界)を見たら標高が高くてめまいがする。ここまでの険しい道をそのまま降りるのだと思っていたので、その方が恐怖で(笑)下は見れなくなっていた。
 むしろ、ここまで来たらあとは上を見た方がマシだった。だから頂上を目指すしかない。
頂上というより、星空を目指す感じ。空を目指せば、頂上に着くと思った。
 艮の金神に、女神としてR:「あなたが登りたかったんだから、私をちゃんと頂上まで届けなさい」と命令する。
この状態をKKさんに伝えたら下山するしかないかも…とか思いつつ、時間が来たので黙って出発のしたく。
 ツアーのガイドさんが「山頂付近、最後は岩登りになります」と言うのが聞こえた。
山小屋の人は「山頂の気温は、氷点下2〜3℃。風があるので、体感温度は-4〜5℃だと思って下さい」「防寒着に自信がない人は、¥500-でレンタルしますよ」と言っていたので、とりあえず借りて行くことにした。
 荷物を預けることができたので、ワークで使う石と水だけポケットに入れ、ブレスレットを3つ(桜*さんの作ってくれた「コスモスレイ」、春日桜樹と、チャージするためのオーロラ水晶)つけ、金剛杖は置いて伸縮ステッキを持ち、そこに高千穂の「天岩戸神社」からの浄化の鈴をつけた。
とにかく身軽にしないと、筋肉を動かすだけで心臓がパンクしそうなのだ。
 山では水が貴重で、トイレの手洗いでも、水はタンクから少しずつしか使えない。いつもはワークの前に入浴かシャワーで水行をするけど、ここではそれも無理なので、手と顔だけ洗っていく。
 剣山ワークの時にTYさんから作ってもらった、キリストにまつわる銘柄をブレンドしたアロマオイルをこの日のためにとっておいたので、それを浄化に使う。
 日の出を見るために夜中に出発するので、外は真っ暗。帽子にカンテラ(ヘッドライト)を装着すると、そのゴムで頭が締めつけられて、頭痛が消えた。
ちょうど、痛みをごまかすことができたのだ。
 幸いなことに、足は大丈夫だからあとは心臓だけ、という状態へ。
自分以外の人には「無理しちゃダメだよ、ご来光はここからも見えるし」と言うだろうけど、ここまで来たら登らないと再挑戦なんてイヤだし(笑)。シャツの下にカシミアのチョッキを着て、背中と腰と腿にホカロンを貼って準備完了。

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【御来光と遠隔ワーク】(2008.9.9)
 2:45、ほぼみんな一緒に出発。私はそれまで以上に休み休み、5段登ったら休むくらいのゆっくりペース。
 暗闇で、冷たい風にあおられて滑落しそうになり、けっこう恐怖だった。でも明るかったら、さらに恐怖かも〜。
強風で雲が散り、晴れた空に満天の星。麗美の「星のクライマー」を思い出していた。
 なんだって、こんな夜中に山風に吹かれて登ってるんだろう…いくら勉強会で「人生は冒険だー。チャレンジだー」と言ってるからって、なにも自分がやらなくても…
富士山と言ったからって、=御来光ってわけでもないはずだし、第一いきなり剣山から→富士山じゃ、レベル高過ぎじゃないかな〜、という思いは、すべてアトの祭り。
「後悔、役に立たず」とはこのことだ(正解は「先に立たず」だけど)。
 ガイドさんの「あれが天の川ですよ」という声が聞こえる。山側に身体を押しつけるようにしてふり返り、見上げるとオリオン座がくっきり見えた。私は近眼と乱視なのに、それでもオリオン座の間にある小さな星々まで見えていた。
オリオンからシリウスと銀河とプレアデスにも、手を振ってごあいさつ。これだけ星が出ていれば、日の出も大丈夫そうだ。
 途中休憩している団体客を通り越したり、追い越されたり。次々と登って来るツアーのガイドさんの声が聞こえて来るので、いろいろ参考になった。
 最後の石段に続く道は、渋滞で、みんな一段ずつしか登れない。心臓を休ませながら進むには、ちょうど良かった。
救いだった、これが夏休みの最中だったら…今年は登山客が20万人を越えて過去最高の人数だったというから、ネットの写真を見たかぎりでもずーっと混雑していたらしいので、山頂にたどり着く前に「振り返ったら御来光」という人もいたらしい。
モタモタ歩いていたら大変だったかも…。
 鳥居をくぐったのは5:02、日の出に間に合った。なんで正確な時間がわかるのかというと、便利なものでデジカメの写真データに詳細が残っていたのだ。
山頂では、ベンチにたくさんの登山客が待っていた。平日だから学生さんが多かったかも。山中湖が見える位置に座って、御来光を待つ。
 5:15だんだん明るくなっていく雲の下に、真っ赤な光が見え始めた。
「あれ?」みんな、一瞬なにが起きたのかわからず、ざわめく。
日の出を見なれた人は知ってるんだろうけど、太陽はあの暗い雲の上から出るのだとばかり思っていて、雲の下の赤い光を「あれって太陽? あれが太陽?」という声が聞こえる。
 その赤い点はどんどん大きくなって行ったので、あれがUFO(笑)ではなく「御来光」だとわかった。
←御来光。なぜそんな所から…
いつ写真を撮ったのか覚えていない。御来光を見たとたんアマテラスが来たのだとわかり、夢中でノリトや呪文を唱えていたので。
 赤い光がどんどん上がってくると、地上の山中湖がうっすらと見え、さらにその右手には雲海が…
みんなのため息が聞こえる。
「バンザイ」を唱える団体も多かった。
 太陽が雲の上まで上がると、みんなホッとしてひと息ついていた。
空は青く、下界の景色は山中湖を中心に、左は八ヶ岳。右の須走(江ノ島)方面には、幻想的な雲海。
 一段落したら、今度は内側の噴火口へ。
ツアーで元気のある人は、噴火口のお鉢巡りに行ったらしい。
 そういえば、この富士山行きの前までの私の富士山ビジョンは、忍野で撮った全景の写真がメイン。
山頂のビジョンは、富士山駅伝で選手が登って行った鳥居くらいで、噴火口はヘリコプター撮影でちらっとなめたくらいの情報しかなかった。
なのでホントいうと私は、ご来光より噴火口が見たかったのだ。
 5:31アマテラスを迎え、火口まで降りてワークを始めた。
 キリストエネルギーのアロマで浄化して、日本全国の神社のエネルギーをつないだ数珠を飾り、桜*さんからのセレナイトの卵をお供えする。
ノリトを上げ、コトダマの呪文を唱える。「大地の磐戸開き」の呪文、「天の岩戸開き」のための呪文。女神を降誕させるコトダマ。
大きな卵にキリストエネルギーを降ろす。宇宙からの巨大な十字架剣のエネルギーだ。
 どっかーんと地球の中心まで降ろしたら、卵というより、噴火口の下から巨大な円盤が上がって来るビジョンが見えた。
後の報告では岡山のMさんから「富士山火口より、大きな大きな観音様がゆっくりゆっくり上がって来られました。その観音様は大きな悲しみをのりこえて上がってこられた、そんな感じがしました…」「出雲を解放する鍵を受け取りました」とのメッセージ。
 こんどは遠隔ヒーリングのワークに入る。宇宙から富士山に降ろしたキリストエネルギーを、さらに細かい素粒子にしてみんなに送る。
それまで登った山々の山頂にも、神社仏閣にも、どんどん繋いで行く。
桜*さんが整えてくれたレイラインに、エネルギーを流す。
 ご先祖様というか、地球の過去世や銀河の歴史でがんばったみんなにも送った。
それは、神様(宇宙)の祝福だから。いよいよもうすぐ、救世主として子供たちが魂に目覚める。救世主として、我々が魂に目覚める。
ワークの最後に、セレナイトの卵を富士山に奉納して、終了。
 のちに遠隔ヒーリングの感想で、レミエルさんやTRさんをはじめ、ゴールドのキリストエネルギーや色とりどりの光りとして女神のエネルギーを見た人、私が山頂で天に向かって手を広げて女神を迎えるビジョンを見た人が、たくさんいたことを知って嬉しかった。(遠隔ヒーリングのご感想は楽天ブログにて)
(左)噴火口。広くてカメラに入りきらない。

(右)ワークでは、桜*さんからのセレナイトの卵をお供え。

 ひと息つくと、とりあえず記念に写真をとって、ひと休み。といっても、頭痛や疲れで二人とも食欲がなかったので、水とカロリーメイトだけ食べて、早々に下山することに。
 6:11下りは途中まで「須走口」と同じ下山道。まるで雲海にむかって歩いているような幻想的な風景だった。
下山道はしっかり整備されていて、砂走りもできるので歩きやすい。登りと同じ岩の道で帰るのかと思っていたので、ちょっと安心。でも、この道は八合目で山小屋に合流してからは、五合目まで休む所がないのだった。
(左)須走方面の下山道から見た雲海

(右)朝、みんながくぐった河口湖登山道からの鳥居。

 山小屋で、金剛杖に最後の刻印をしてもらって、帰路につく。
気がつくと、ステッキにつけていた浄化の岩戸鈴がなくなっていた!あれでいつも「岩戸開き」してるのに、サクヤ姫に持って行かれてしまった?…
交通費かかってるのに〜(T_T)。また高千穂まで行くか、剣山まで行くか(^^;)。それとも、今度は奮発して天河弁財天社の大きい五十鈴(〜30万円)を手に入れるか…?
 10:43七合目あたりまでおりると、だんだん暖かくなってくる。
耳当てのついた帽子をぬいだら、鼻のアタマと脳天を日焼けしてしまった。荷物を減らすことに夢中になって日焼け止めを車に忘れて来たのだ。
どうも生え際が痛いので、どこかでぶつけたのかと思ったら日焼けで赤くなっていた。鼻の頭の日焼けは、一週間は赤かったと思う。
 徐々に頭痛もおさまってきて、足も無事。吉田口の登りの道と合流すると、緑の木陰も増えてくる。
足が疲れきっていたところに、行きの下りが上り坂になっているので心配していたら、足首の角度が変わるので、それでかえって足を休ませることができた。
 12:26には、無事に五合目に到着。 二人とも甘党なので、こけももソフトクリームで祝杯。
有珠山〜剣山〜富士山と、繋がりました。
今まで行った山のエネルギーを数えると、鞍馬山-岩木山-白山-伏見-阿蘇-高千穂-戸隠-函館山-有珠山-成田山-高尾山-大峰山-高野山(桜*さんから)-三輪山-弥山-剣山-富士山…と(2008.10.22現在は、木曽の御嶽山と岐阜の位山まで)繋がった。
 小御嶽神社が開いていたので、お礼参り。おみくじを引いたら「大吉」がでて、ワーク大成功\(*^▽^*)/
ここは富士山大社と名乗っていて、祭神が「イワナガ姫」だった。やった!長寿でアンチエイジングの女神イワナガ姫の御朱印をゲット!V(^-^)
私の御朱印帳はたんなるスタンプラリーをこえて、もはやカードゲームと化している…。
 とうとう、富士山頂でワークできました!登れないと思っていただけに、感無量! やっちゃいました。
戻ってから口唇ヘルペスとか出て、ものすごい消耗とストレスだったことがわかったけれど、もう登っちゃったもんね。
「富士山なんて登るもんじゃないよ、見て楽しむもんだよ」とかジョークも言えるし。
 記念品に念願の金剛杖が手に入ったし(戦士系なら、一度は手にしたい)、良い経験になりました。
 応援して下さったみなさま、ありがとうございました。
山頂でチャージしたオーロラ水晶を使ったブレスレットは、限定で2個。ヘンプ編みで作り直すかも。

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経過.1(2008.9.10) 
 しかし、不思議と…誰も私が頂上に辿り着けないかも?という考えはなかったらしい。
「リエルさんなら絶対登れると思ってました」とか、神様が登らせてくれるに違いないとか、はじめから登頂以外のビジョンはなかったとか。
 実際、自分の中でも80%は大丈夫な気がしていたから、そのとおりなんですが。タロットはイマイチでも(笑)、強くオーダーしていたし、イメージで現実を引き寄せられるようにサポートも来ていたので。
 まあ、ふつうは学生さんとか楽に登っていける場所だから、私も10年前だったら体力あったし、あとは天候の問題といえなくもないけど、登る登らないで大騒ぎするほどの事もないわけで…。
ゆっくり時間をかけて登りさえすれば、必ず頂上にたどり着ける山でもある。七合目、八合目で二泊できれば、筋力のない人でも楽勝かも。
 そう思うと、なにしに行ったんだろうということになって、瞑想中に神様に聞いたら…「アマテラスを玉座に戻した」というメッセージが。
 戻ってから、自分が送ったキリストエネルギーの「メッセージ」を受け取ったので、のちほど記事としてリンクしますね。
 遠隔ヒーリングの感想は楽天ブログを御参照下さい。
 和鼓先生からは、「山頂と書こうとして変換したら、いきなり300000000000が出てきて」それだけの徳を積んだというメッセージだったので、ためしに「山頂にも」と打ち込んでみたら確かに「3000000000002も」が出てきた(笑)。
 実は、山頂では「垓(がい)」というエネルギーも降ろしたので、それがどういう流れになるのかも楽しみ。「1垓」のお金(エネルギー)があったら地球が一個(月付きで)買えちゃいますからね。太陽系まで手に入るかも^^;
経過.2(2008.9.20)
 おかげさまで、チャリティの金額は、¥69,833-となりました!本当にありがとうございます<(_ _)>
ネパールの「ヒマラヤ育英会」でニルチャン・タマン君の卒業までのサポートが決まりました☆
 ご協力下さったみなさまに、ますます愛と豊かさが満ちるようにお祈り申し上げます。
経過.3(2008.9.30)
 「アマテラスを玉座に戻した」というメッセージについて。これはすべてヴィーナスセミナーでは以前からお伝えしている情報の証明のようなもの。
 人間は潜在意識をとおして宇宙の中心の神様エネルギーと繋がっているわけで、女性は子宮が、男性は丹田がアンテナになっているけれど…
実際は、女性のアンテナはつねに活性化していていつでも使えるのに対し、男性のアンテナは鍛えないと使えない。
しかも、ただ鍛えただけじゃダメで、感情や固定観念の浄化をしないと繋がる先の情報に制限がかかって、怪しい霊とかに騙されたりもする。
 なので、女性が宇宙からエネルギーを受け取って、男性に流すのが一番効率がよくて、早いし質も高い。
それが、本来の男女の姿であり、国家の姿。
 アマテラスも、ヒミコも女王だった。
女神である女王が、国民を豊かにするためのメッセージを降ろし、民衆に伝えて、その女王を守護するのが戦士である男性の役目だった。
つまり、もともと玉座には女神が座っていたのだ。 女神が王だった。だからアマテラスは太陽神と呼ばれた。
 なのに、今や女神はその玉座から降りてしまっている。
波動が下がって戻れなくなっているのだ。地球の波動も、男性の波動も下がって…女性も波動が下がって、女神でなくなってしまった。
 太陽でもある女神が玉座にいなくなったので光が降ろせなくなり、世界は暗闇と化し、貧しくなり、戦争が絶えなくなった。それが「岩戸閉め」の状態。
だから、世界を平和にして人類をアセンションさせるには、岩戸開きが必要なのだった。
 女神を3万年以上前の状態に戻して、本来の役割をになってもらい、今度は男性も目覚めさせる。
このままでは、長い男尊女卑の世界観から、女性が男性に対して復讐をはじめることになる(もう始まっている)。それを防ぐためにも、男性を光の戦士として目覚めさせ、女神を本当の愛に目覚めさせなければならない。
.
 女神たちのエネルギーは悪用されないように封印されたりしていたし、ほとんどが地球にいられなくて天に返ってしまっていた。
それらの波動をととのえて、迎えるのが「岩戸開き」。桜*さんとあちこちの神社やパワースポットを開いて来たが、ここに繋がっていたのだった。
 そして、封印を解かれた女神たちを集めて、富士山に戻す。聖母マリアやセラフィムをはじめとする天女系は、ふじさん(不二山)に降り立ち、いろいろな女神(弁財天)に姿を変えていた。
そのエネルギーを統合して、もういちど富士山に戻すことが、富士山頂開き。
 私が山に登ったのは、女神が玉座に戻っていく姿と重なっていたのだそうだ。このワークで、世界最高峰の鳥居(玉座)に女神を甦らせたことになったのだそうだ。
 女神は見た目は小さいが、エネルギーは逆に大きい。鹿島神宮の要石(かなめいし)のように、見えているのは氷山の一角ということになる。
 それで、私の中には女神のエネルギーがどんどん入って来て、いつも富士山の頂上にいる感じになっている。
女神として目覚めたので、守護する八人の戦士(神様)たちがついたらしい。「最強の戦士軍団」を手に入れたというメッセージがあった♪
 これは…ますます「ヴィーナスセミナー」をがんばって、具体的な方法を伝えて、日本の女性たちだけでも「太陽の女神(女王)」として目覚めてもらわなければ〜p(-^○^-)q
 コスモス*エンジェルで11月に伊勢に行くことになっていたが、そのワークのテーマもわかった。伊勢の主要な神社を開くことで、「伊勢の鏡開き」になるということだった。
 何人かの人数で、数カ所を開いて、ボルテックスを浄化することになる…それが、「セドナプロジェクト」への道でもあった。
経過.4(2008.10.8)
 山に登りたくない、そのほかの理由。
よく山に登るけど、山が好きなわけではないと思う。ただ、よく神社があるから。ワークだから行っていたのだ。
 ところが、私は苦労して登っても、登ってしまうとあとは大変だった記憶を忘れてしまうようなのだ。これは危険なことだと思う(笑)。
岩木山でもあんなに苦しかったのに、登ったとたんに忘れていた。クライマーズ・ハイというやつだろうか?山男の父親のDNAかもしれない。
 もしかしたら、数時間のことだから忘れるのであって、16時間も苦しむ富士山ならそう簡単に忘れないだろうと思って、少し安心していたのに。
行きにたくさん写真を撮っていたのも、山が珍しいからじゃなくて、記録をとっておけば苦しかった記憶も思い出すだろうと思ったから。
…なのに、…
やっぱり下山してしばらくしたら、もう富士山より低い山に興味がなくなっている!ガーン…(゜д゜;)
 7/31の質問力セミナーの練習時に、「一度登るとキリがなくなるのがイヤだから」と無意識に言っていたのは、真実だったのだ。
おまけ.1(2008.9.11)
帰宅して、母菩薩に報告していて気づいたんですが…富士山でサクヤ姫と女神たちのパワーをアップしたので、富士山近郊の浄化にもなったわけですね。
 今回の女神は女王なので、波動の低いもの・ニセモノは赦さないので、いろいろな宗教団体とかも乱立してると思うんですが、そういう所にも影響出るかも…?
おまけ.2(2008.10.22)
 次々登って行くことになってしまった、山々…。登った山の高さが、次の山のふもとの高さになっていたりして…
ネットで調べたら、マチュピチュは空港で標高4000mくらいらしいし…。そこまでのイメージならできるかも。
 10/21に木曽の御嶽山(おんたけさん)の七合目と、10/22は岐阜の位山(くらいやま)八合目付近で「岩戸開き」をして来たので、11月の伊勢「鏡開きワーク」が楽しみでもあります。
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